
亀頭ブツブツ除去の費用は場合によっては保険が使える
亀頭ブツブツには色々なタイプがあります。
亀頭ブツブツ除去をしたいと思ったならば、まず自分の亀頭ブツブツが何なのかを知らないといけません。まず、フォアダイスこと真珠様丘疹、または包皮腺だった場合は亀頭ブツブツ除去に保険適用は無く費用は全額自費になります。
これらの症状は見た目が悪く、場合によっては性行為の時に相手を不安に思わせてしまうかもしれないという点ではデメリットがあります。ただ、実質的には単なる脂肪の塊でしか無く、機能的には特に問題はありません。そうなると亀頭ブツブツ除去に掛かる費用は、保険適用外になり自由診療扱いという事になります。
ですが、尖圭コンジローマだった場合は話が変わります。これはヒト乳頭腫ウィルス(HPV)への感染で発症する性感染症であり、放っておくと性器全体がイボの様なブツブツで覆われてしまいます。更に他人にも感染しますので、亀頭ブツブツ除去を可及的速やかに受ける必要があります。自他に被害が大きいという事で、亀頭ブツブツ除去の費用に保険適用が効く選択肢が出てきます。
まずは泌尿器科等で診てもらう事から始めましょう。
フォアダイスやその派生形なのか、それとも尖圭コンジローマなのかは残念ながら素人が見た目だけで判断するのは難しいです。そして、尖圭コンジローマだった場合は多くの意味で実害が出てしまいますので、まずは泌尿器科等でブツブツの正体が何であるのかをハッキリさせる事を第1に考えて下さい。
尖圭コンジローマの亀頭ブツブツ除去は、保険診療を選ぶのか自由診療の方でやるのかで費用は当然変わりますが、感染症だけに1回の施術で完全に治せるという事は無いです。大よその期間として、3ヶ月~6ヶ月程度になるのが一般的となります。
ちなみに、これ以外の症状でも粉瘤や光沢苔癬、多発性粉瘤症等、他にも10以上の亀頭ブツブツを伴う物がある事も押えておきたいポイントと言えます。検査の結果、そういった別の病気と判明した場合は単純に亀頭ブツブツ除去をするだけではなく、別口の治療の必要が出る事もあります。その場合は費用もまた変わってくる事も注意する様にして下さい。勿論、こっちのパターンも保険適用症状とそうでない物があります。
まとめ
フォアダイスこと真珠様丘疹、または包皮腺だった場合は機能的には問題が無いので保険適用は効きません。ただし尖圭コンジローマの場合は自他に被害が出るという事で、保険適用の治療法の選択肢があります。そして亀頭ブツブツが伴う症状は、これ以外にも最低10はあり、それぞれ保険適用が効く治療とそうでない物がありますので、まずは心当たりがある場合は泌尿器科等に行って、ブツブツの正体をしっかり確認する様にして下さい。外見からは判別し難い点が多く、専門家に診てもらった方があらゆる意味で話が早いです。